なごり花というにはカメラに収めた八重桜はふくよかな花びらを湛えている。 桜の名所で知られる小金井公園内の桜のシーズンは 様々な品種がほぼ１ヶ月、開花や満開の時期を繰り返しながら八重桜で終わる。 休日の園内とはいえ賑やかな花見風景は無く、トランペットの練習をする少女、ベンチにくつろぐ人、ボール遊びの親子など・・・。八重桜を遠めに見ながら憩う新緑の公園へと移ろっていた。

公園の八重桜を見ていたら野鳥を撮る大きなレンズのカメラ７〜８台が並んでいる。尋ねてみると日本で一番小さな野鳥「エナガ」が巣を作ってその中に雛がいるとの事。 カメラを覗かせてもらったら巣の中から「エナガ」の雛が親鳥から餌をもらっている様子がばっちりカメラに納められている。 なんとも可愛らしいしぐさ！ これでははまっちゃうだろうな・・・。   タンポポの群生と２輪草の群生を見ながら帰路に着いた