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スペインなら行くよ・・・。最近とみに長時間の空の旅が苦痛だと云って一緒に出掛けなくなった主人が一緒に行くという。 ローマに始まり,西ゴート、イスラム教徒、キリスト教徒と様々な民族や宗教文化がこの地を支配したという歴史がこの地に色濃く残っている。それがスペインの魅力だと・・・。 ご一緒したご夫婦のご主人と話しが合うようで出かける前からそんなお話に花を咲かせていました。 映画「エル・シド」「誰がために鐘は鳴る」の記憶を辿り、名曲「アルハンブラの思い出」を聴いたり、スペイン紀行書を買い求めたり、何時になく今回の旅行を楽しみにしていたようです。 アルハンブラでは宮殿を夜9時から夜間照明の中で、庭園を翌日明るい陽射しの中で見ることが出来た。 緑に包まれた高台の上にイスラム建築の傑作と云われる城塞が建っている。 室内に噴水、池、水流が設けられ、どの部屋も中庭に向かって開け放されている。壁面にはアラベスクと呼ばれる繊細な文様が施されて 照明に浮かぶその美しさは観る者を時空を超えて歴史の中に誘うものでした。 |
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